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Posted by naturum at

2023年09月18日

ルアー鮎タックル ~ Mingyang W300改 ~


今年から "ルアーを使った鮎釣り" をはじめました。
ここ数年で釣具各メーカーが専用タックルを販売しはじめ、ぼくの地元河川でも2019年からルアー鮎が解禁されました。さらに今年2023年シーズンからはルアー許可エリアが大幅に拡大して、より手軽にルアー鮎釣りを楽しめる環境になりました。


さて、タックルについてですが、天邪鬼な性格のぼくが鮎ルアー専用タックルを買い揃えるつもりは毛頭なくw、自分なりに考えたタックルをセットしました。

まずはロッドから…。画像のイエローブランクのロッドは…沖釣用ライト五目ロッドです。全長12フィート(3.6m)3ピース、先径0.6mmという繊細なティップを備えたロングロッドです。アクションは6:4調子のレギュラーテーパー。例えるなら…渓流用の "のべ竿" にガイドを取り付けたような感じでしょうか。または欧州のコースフィッシングで使われるようなロッド。こういうタイプのロッドってルアーキャスティングロッドではまず無いんですよね。そんなわけで沖釣りロッドの流用に行き着きました。


同じシリーズのワンサイズ全長が短い、10フィート(3.0m)モデルも状況によって使い分けるようにしています。こちらは2ピース仕様。ティップ寄りのファストテーパーデザインです。12フィート、10フィートどちらのロッドも市販のルアー鮎ロッドより全長が長いのが特徴で、キャスト性能より、ロッドでルアーを操作することに重きを置いたかんじです。ルアーを流す方向を変えたり、流心にステイさせるといった操作がとてもやりやすいです。


これらのロッドは釣果実績も出せているので、ロッドの選択は(自分的に)間違ってはいないと自負していますw

とはいえ本来、船釣り用のロッドなので、他人にオススメはできませんが…w 地元河川の規模であったりポイントの特性、ぼくの釣りのスタイルには妙にマッチして気に入っているロッドです。



リールは中国のMingyangというメーカーが出している、ABU Ambassadeur 1500C にそっくりなラウンドタイプのリールです。じつは2年くらい前に面白半分で購入してみたものの、使い道を思い付かず仕舞い込んでいたものです。もしかして鮎ルアー用に使えるんじゃないか? …と、使ってみることにしました。安価な模倣品が故にクラッチの切れが悪かったり、スプールの隙間に糸ガミするなど…w 本家(ABU)と比較するまでもなく、オモチャみたいなものですが、なぜかルアー鮎には丁度良く、今シーズン中はこればかり使っています。


モチロン購入箱出しのままでは使い物にならないので、最低限、過剰なグリスを洗い落とし注油しなおすことと、キャストブレーキの改造は必要でした。画像は純正の遠心ブレーキにマグブレーキを追加した仕様です。



手持ちの Ambassadeur Morrum SX3600C も試しに使ってみましたが、なぜが Mingyang W300 の方がしっくりくるという結果になりましたw これはハンドルの巻きが理由です。川の流れに対して、ややアップクロスにキャストすることが多いために、右手投げ左巻きの方が都合が良いのです。それと鮎網(ランディングネット)を左腰に差し込んで、左手で持つので、やはり左ハンドルの方が良いのです。…なわけで、たまたま所有していた Mingyang W300 がマッチしたというわけです。



さすがにルアーだけは鮎専用のものを使っています。鮎ルアー黎明期(?)にはトラウト用ミノーやバス用ミノーで代用されていたらしいですが、鮎専用ルアーは、さすが専用品だけあって使い勝手が良いです。とくに根掛かり回避性能の高さには感心します。


鮎ルアーは川底ギリギリを流す釣りなので、根掛かりが多い釣りです。そのほとんどがリップが底石に食い込んで引っ掛かります。もっとも、根掛かりしたらラインを送り込んでやれば、ルアーの浮力と流れに乗せたラインの張力で外れる (ことが多い) のでルアー回収率は高い釣りといえます。

鮎ルアーは各社から出ていますが、ミノータイプに限っていえば、いちばん根掛かり回収力に長けているのは、Palmsのルアーでした。その次がDuelかな…。理由は定かではありませんが、おそらく浮力、リップ形状、素材といったあたりに秘密があるのかもしれません。2つともにロストはいちどもありません。

根掛かり回収性能がやや劣ると感じたのがダイワのルアーでした。自分の使い方が悪いだけなのかもしれませんが、なぜかダイワルアーは相性が悪いみたいで、今シーズン中に3個もロストしましたw


Palmsにはミノータイプとは別にリップレス(バイブレーション)タイプもあって、こちらは根掛かりすることはほとんど無く、強い流心でも姿勢をキープできるし、緩い流れでもフラフラと泳ぐので、今後の主流になっていくのかな…?と思ったりします。



夏(海水浴)シーズンは、カヤックで海に出られないオフシーズンと(自分なりに)決めていたのですが、ちょうどそのポッカリ空いたシーズンの釣りとして "鮎ルアー" が楽しめることがわかって良かったです。

自宅の近所にポイントがあるので、高速道路の利用も必要無し。必要なのは遊漁料くらいで、何気にコスパの高い釣りですw


そして何といっても食べて美味い!釣って楽しくたべて美味しいとくれば、友釣りを含めた鮎釣りの人気が非常に高いことにも頷けます。


今シーズンは終了間近ですが、夏秋シーズンの釣りの定番になりそうです。ただ…人気の釣りであるのと、通うポイントが有名河川のために釣り人が多いのが難点です。そこら辺は平日の釣行にしたり、夕まづめの人が少ない時間帯を選んでいけば、なんとか楽しんでいけそうです。自宅からポイントが近く、気が向いたらすぐに出かけられる…というのがこの釣りの強みですね。



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Posted by Fishbone at 15:10Comments(0)BAITCASTING