だいぶ前から興味があって、いつかはやってみようと思っていた釣りがあります。ユーロスタイルカープフィッシング。つまり欧州風鯉釣りですね…^^ 今年の連休(GW)にようやく始められました。(専用タックルが揃っていないので簡易なものですけど…)
ロッドとリグ(完成品)は、以前に購入した専用品があったので、それらはそのまま使うとして、足りないものは手持ちのものでテキトーに代用。リールはPenn Beach Master No.160 と Abu 5500LC。この釣りはスピニングタックルが基本のようですが、ここはやはり両軸でしょうw
剛竿に大型両軸リールを組み合わせる日本の鯉釣りスタイルではなく、ライトロッド(ユーロカープロッド)に小型両軸の組み合わせで。。。
いちおう日本古来の鯉釣り仕掛け "吸い込み" と、これまた懐かしいネリ餌 "大ごい" も準備しておきましたw
…で、タイミング良く海にゃんこと冒険家海谷氏からカープフィッシングのお誘いが。
GW初日(実釣1回目)。自宅近くの相模川で実釣開始。高価なロッドポットは持ってないので…投げ釣り用の三脚で代用。見た目は投げ釣りのまんまですね…^^;)
この日は海谷氏から、カープベイツを使ったヘアリグの使い方をおしえてもらって…釣果はニゴイ1匹w
PVAバッグと呼ばれる水溶性の袋に寄せ餌を入れる釣り方で、ネット検索では、付け餌と同じカープベイツを寄せ餌として使うようなことが書かれていたんですが、寄せ餌にかんしては日本の鯉餌(ネリ餌)のほうが圧倒的に集魚効果は高いみたいです…。
一方、保険代わりに準備してきた吸い込み仕掛けは、流れのあるポイントでは使い勝手が悪く、ジャミについばまれるアタリはでるものの、餌がすぐに流れてしまって、打ち返しを頻繁にしなきゃいけない…。
このポイントに限って…かもしれないけど、寄せ餌は日本のネリ餌を使い、付け餌はカープベイツという組み合わせが、もっとも効果があるみたい…。
実釣2回目。。。
連休中は帰省先(実家近く)の某池で…。ここは昔、バスフィッシングでは結構有名だったんですが、現在はスレっからしの小バスしか釣れない不人気ポイントと化して…w でも、護岸がキレイに整地されてロケーションはとても良い。バスをやっていたころから、デッカイ鯉がいることはわかっていたので、調査がてら実釣開始です。。。
前回、海にゃんから、カープベイツと日本の配合餌を組み合わせた釣り方をおしえてもらったので、今回はソロでがんばってみることに…。ヘアリグとPVAバッグにネリエ餌(昔懐かし大ごい)の和洋折衷リグで。
鯉の周回コースと思わしきポイントにヘアリグを投入。リールはスプールフリーにしてクリッカーオンでアタリを待ちます。打ち返しは20〜30分毎に。カープベイツの餌持ちが良いので吸い込み仕掛けより打ち返し頻度は少ないですね。
釣り開始から2時間ほど経過して…ロッドティップにパタパタと小さなアタリがではじめました。配合餌の寄せ餌にサカナが寄りはじめたようです…。でも、ラインを引き出すほどのアタリはでません。
ティップが小刻みに震えたり、ぐ〜っと押さえ込まれたり、ときにはクリッカーをジジ…と鳴らしたり…。そのじれったいアタリにガマンしきれず、ついアワセをいれてしまってスカを2度ほど…w この釣りは待ちの釣りなんだな…^^;
…と、忘れた頃にやってくる本アタリ!ギャーーーー!!! Beach Masterのクリッカーが勢い良く鳴り響きます。ロッドもがっつりお辞儀をしています。
ロッドを手に取ってファイト開始。細身のカープロッドが良く曲がって、Pennリールのドラグを滑らせてくれます。こりゃ楽しいわ…w
良型の鯉です。。。
ロッドとの対比画像から、体長は65cmほどでしょうか。本格的な鯉釣り師には物足りないサイズかもしれませんが、ぼくにはじゅうぶんなサイズ。満足度も高いです。
早朝のわずかな時間でこの1匹(初釣果)を釣り上げたことで目的は達成できたので、ここでストップフィッシング。。。
カープフィッシング。専用タックルは無くとも手軽に楽しめることはわかったので、海に行けない日のためのバックアッププランとして準備おくのも良いかも。
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