湖水のマスクドフェイス ~ ABU 500 Series ~

Fishbone

2021年03月06日 12:11


ABU 505 / 506 / 507

3月になって各地の渓流や湖の釣りが解禁しましたね。今年は残念ながら、まだ自粛期間が続いています…。今回は90年代に夢中になった芦ノ湖の鱒釣りのお話です。

芦ノ湖といえばボートからのアプローチが定番ですが、" オカッパリ " にこだわるルアーアングラーも結構いました。年券を持っているアングラーにその傾向が強かったと思います。ぼくもそのひとりで…(ボートも好きでしたけど) 芦ノ湖に通ううちに、自然とオカッパリアングラーどうしのコミュニティができて情報交換しあうようになりました。


Yakima bait (Helin's) Flatfish X4

その頃(というか昔から)の芦ノ湖オカッパリの定番ルアーはフラットフィッシュでした。ヘリンのウッド製ではなく、プラスチック製の大量生産ルアーです。当時はヤキマベイトという商社がワンダールアーというブランドで取り扱っていました。


カラーバリエーションが非常に多く、どれが一番…とは言い切れないのですが、視認性の良さと釣果実績からパール系を良く使っていました。

フラットフィッシュはキャストしてリトリーブすれば潜航する、(強いて言えば)クランクベイトに分類されるルアーですが、芦ノ湖のレインボーをねらう場合は独特な使い方がありました。

キャストしたら、しばらく放ったらかし…。それでも湖面のわずかな波でウネっとアクションします。動かすときもユラ…ユラ…と、水面でモジリをだす程度の超デッドスロー。このルアーはフツーにリトリーブすれば、結構引き抵抗が大きいんですが、少しでも引き抵抗を感じるようであれば、それは早く動かしすぎ…w レインボーは食ってきません。



芦ノ湖で使うフラットフィッシュの定番サイズはX4、X5。天秤型フックも純正をそのまま使っていました。純正フック(イーグルクロー製ブロンズ色のトレブルフック)にこだわるアングラーもいました。

そんな釣りにマッチしたタックルが、低弾性ブランクスのスピニングロッドに、ABU500シリーズに代表されるアンダースピンを組み合わせたものでした。当時、極寒の山上湖で、これほどまでに使いやすいタックルは他にありませんでした。

芦ノ湖のオカッパリは " 緩巻き " が中心の釣りなので、ライントラブルが付きものです。ですが、このタイプのリールはライントラブルは皆無と言って良いほど無縁でした。

反面弱点(といわれる部分)もあって、巻上げ力が弱いので、サカナとのファイトは、ドラグテンションをこまめに変えながらポンピングを併用して釣り上げなくてはいけません。(フライフィッシングのリールファイトに近いかな…)。

それを差し引いてもメリットの方が勝るという貴重なリールなのです。当時の芦ノ湖の常連オカッパリアングラーは、ほぼ全員がこの手のリールを使っていたと思います。

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Nils master Invincible DR-5

もうひとつの定番ルアーがニルズマスター・インビンシブルDR5〜DR8。風が強い時間帯はコレが使いやすく、使い方はやはりデッドスローのストップアンドゴーが基本でした。(フラットフィッシュよりは少し速めの動きかな)。ラパラのようなウッド製ルアーで素材は比重の重いアバシ製です。

これらは芦ノ湖オカッパリの定番中の定番で、釣り専門誌でも紹介されたメジャーなものですから、何を今さらなんですけどね…w。当時の仲間内だけのシークレットルアー的なものもありました。あえてルアー名は書きませんが、今となってはトラウトルアーとしては当たり前な存在で、同種のルアーがたくさん売られています。でも、当時はそれをトラウトに使うアングラーはほとんど居なかったと思います。なのでシークレット(?)としていたのかもしれません…w

芦ノ湖オカッパリの三種の神器。フラットフィッシュ、インビンシブル、シークレットルアー。コレです♫



当時の芦ノ湖用ルアーをおさめたタックルボックスです。単なるコレクションとは訳が違って実績のあるルアーばかりが入れられています。現在の芦ノ湖で通用するかどうかは…わかりません。もう20年以上ブランクがありますからw




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