レバードラグとの邂逅 〜AVET SXJ5.3 / MXJ5.8〜

Fishbone

2016年11月10日 23:25



カヤックフィッシングのタックルに、また新しいアイテムが加わりました。今回はリールのアップデートです。

また米国製のベイトキャスティングリールですw  そもそもリールを買い替えようと思った理由は…これまで使っていたリールのハンドルの巻き手に不満があったからなんです。


現役で "お気に入り" のPenn Squallはぜんぶ右巻き…。そう…左巻きのリールが欲しかったのです。常々思っているのですが、右利きのアングラーは右手にロッドを持って左手でリールを巻くのが自然な姿だと…。キャスティングを繰り返す釣りは、絶対左ハンドルが使いやすい。


とはいっても左巻きであれば何でも良いわけではなく、いくつかの条件を満たすものを探していました。

*丸型ボディー
*大径ナロースプール
*ジギング、キャスティング両方に使用できる
*マニュアルリターン・フリースプール
*ボディー剛性が高い
*ドラグ性能が高い(海水に浸けても性能が変わらない)
*レベルワインダーレス
*メンテナンス性(自分でバラしてメンテできる)

上記条件を完璧に満たしているのは Penn Squall…。右ハンドルであることを除けばw 早い話、Penn Squallに左ハンドルモデルがあれば何も苦労はないわけです。

…で、それらの条件を満たす左ハンドルリールがありました!



AVET REEL!

今回は2モデルを買い揃えました。両モデルともにレバードラグ仕様です。スタードラグのマニュアルリターン仕様のリールを探していたのですが、条件に当てはまるものが見つからず、使い勝手はマニュアルリターンとほぼ同じだろう…てことで、レバードラグのAVETにしました。

AVET SXJ5.3
Squall12の代替モデルとして選んだ小型モデル。シャロージギング、キャスティングに使います。コレ… レバードラグリールとしては世界最小だそうです。

AVET MXJ5.8
Squall25Nの代替モデルとして選んだ中型モデル。ディープジギング、ビッグベイトキャスティングに使います。

レバードラグといえばPenn International 975LDやPenn Squall 30LDをすでに所有していますが、ボディーサイズ、スプール幅、ギア比などが条件に合わない。そもそも右巻きなので除外です。


さて、AVETを使って思ったこと…。まず巻きが軽いことに驚きました。レバードラグは構造上、スプールに横から圧力をかけて(押さえつけて)ドラグを機能させるので、ドラグを強めると巻き上げが重くなるものが多いです。Pennはまさにそんな感じで…。AVETはそれがほとんど気にならない…。しかも極弱のドラグ設定ができる。BAITと書かれたドラグポジションが微妙なブレーキとして機能してくれるのです。キャストのメカニカルブレーキとしても使えるわけです。Pennはこれも苦手。


とりあえず買って早々(新品でも)バラしてみましたw ドライブユニットはバラしていないですが、ここまでの分解であればパーツリストや組立図の必要はありません。これって大事なことだと思うんですよ…。(以前、ダイワのリョウガをバラした時は大変な目に遭いました…w)


で、実際に使ってみた感想ですが…素晴らしい!レバードラグリールがこんなに使いやすいなんて。手に馴染む操作感がタマリマセンw

AVETにはキャスティング向けのMCというモデルがあるのですが、ボクが購入したのはMC無しのノーマルモデルです。キャスティングにも使うならMCモデルを選ぶ方が自然なのですが、MCモデルになると価格が一気に高く…w

ノーマルモデルでもキャスティングはできます!お約束ですが動画を撮ってみました。


SXJ.5.3に組み合わせたロッドはUgly Stik GX-2。ルアーはソルティーベイト40g。MXJ5.8のほうはTuLaLa Aventura59。ルアーはコルジグ90g。意外にフツーにキャストできます。

ジギングにもキャスティングにも使えて、信頼のボディ剛性と巻上げ力…。そしてなんといっても左ハンドル。良いリールに出会えました。




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