スピンキャストの可能性 ~ Uglystik Tuff Reel ~

Fishbone

2020年11月30日 16:41


海のカヤックフィッシング用にスピンキャストリールを取り入れてみました。まだ、試用段階ではあるのですが、使ってみていろいろ気づいたことを今後も書いていこうと思っています。

リールは Uglystik Tuff SC10。シェークスピアの2020年Newモデルです。Uglystikブランドでは珍しいリールの新製品です。スピニングモデルとスピンキャストモデルがあって、それぞれ3サイズが設定されてます。今回入手したのは中間サイズのSC10。ギア比3.9 : 1。最大ドラグ10.2lb(約4.6kg)。ナイロン12lb-100ydです。

発売後、まだ数ヶ月しか経っていないので、ネットを検索してもレビュー記事はほとんど見当たりません。メーカーサイトの動画もタフさを抽象的に表現したCMしかなく… 使い勝手が全くわからなかったのです。でも、そこはUglystik関連製品。安価な価格設定は好感が持てます。他人のレビューを待つより、自分の目で見て手にとって確かめてみようと…何はともあれ買ってみることにしました…w

メーカーの製品説明ではやはり " タフさ "" 耐久性 " を謳い文句にしています。ボディーとフロントコーン(カップ)は肉厚なアルミ製。ハンドルシャフトも肉厚にできています。地面に落としたくらいでは凹むことは無さそうです。そのぶん本体重量は重めですw オシレート機構は無くスプール固定式のシンプルなスピンキャストリールです。


洋上へは2回持ち出してみました。ラインはPE2号 + 12lbリーダーの組み合わせです。スピンキャストリールはナイロンラインの使用が推奨されていますが、そこはお構いないなしにPEですw


Ugly Tuff Reelの初釣果はヒラメ。ルアーは30gのインチクでした。

現時点で気づいたことを書き出すと…

・キャストしやすいルアーは30g以下
それ以上は投げられはするもののかなり気を使います。20gくらいらまでがベストマッチでしょうね。

・PEラインの使用OK
キャストに支障はありません。フツーに投げられるし巻き取りも問題無しです。スプールへの噛み込みもありません。太めのラインを使うのはPEも同じです。

・ドラグ性能が良い
スピンキャストとは思えないほどスムーズです。サカナとのファイト中にハンドルを巻きながら(パーミング側の手の親指で)ドラグ調整ができるのが良いです。

・ピックアップピンが頑丈
ピックアップピンはかなり硬い金属が採用されているようです。PEラインで削られることも今のところありません。スプールエッジのダメージもありません。

・海水がカップ内に溜まってしまう
何投かキャストして、リールのアタマを下に向けるとコーンの穴から海水が出てきますw コーン側面にドリルで水抜き穴を開けようと思っています。

・ラインのピックアップはあまり良くない
ピックアップピンが短かすぎるのか?ラインが緩んでいるとピックアップを失敗してカラ回りすることがありますw



ここまでは簡単にバラすことができます。釣行後のメンテナンスは楽な方です。大きめのドラグワッシャーが使われているので、一定のテンションをキープしつつ、スムーズに滑り出すドラグになっているようですね。ドラグ性能は、ダイワのスピンキャストより良いと思いました。


自分的には " アリ " なリールです。2回の釣行で壊れる気配はまったくありません。なんといってもデザインが良いのです!w このリールでサカナを釣ると楽しさ倍増(?)ですw


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