Angler's Life　～浮かべ釣道～

2013年6月9日
晴れ/くもり　北東→南南東
大潮/海上凪

梅雨入りした（はずの）関東地方は相変わらず空梅雨がつづいています。水不足が懸念される中、皮肉にも週末は絶好の釣り日和だったり…。なわけで行って参りましたカヤックフィッシング！大潮の※海岸は沖上がりの時間帯によってはデンジャラスってことで東伊豆方面に南下した某港へ。

今回はデジカメを忘れてしまいました…ケータイの写真しかありません。



現地着は4時ちょい過ぎ…。すでにS工務店サン、ささやんサン、そしてお初のひろきサンが出艇準備完了していたところでした。彼らはGO-TO-JERKというエギング集団でもあります。


今日はS工務店サンの新艇の進水式。ヴァイキング・プロフィッシュからホビー・レボリューション13に。詳細はS工務店サンのブログで！


さて、少し遅れて出艇しましたが、ココ（東伊豆方面某港）は、ディープエリアのボトム実績はありましたが、表層の釣りはまったくの未知数です。はい。今回も懲りずにフライタックル持参ですw　しかも2セット。


いつもの#10-#11ロッドに加え、Ross Reelの#12ロッドです。なんとシングルハンド！なにげにメーカーサイトでは#12は廃盤になっていたり…w
http://www.rossreels.com/fly-rods/essence-fs.html
おそらくシングルハンドロッドとしては最強クラスのブランクでしょう。（この後、重大な欠点に気づくわけですが…w）

沖へ漕ぎだしてみましたが、表層のボイルはまだでていないようです。アオリイカねらいのみんなは、揃って浅場を流しているようです。とりあえず水深25mあたりで魚探にうすく反応。シーバスベイトタックルで釣りポイジグを投下（←今回はジギングロッドも無しです）反応は無いようです。つづいて、パドリストでロックワーム投下…。こちらも反応無し。

水深60mラインまで移動して、落とし込み系ルアーを投入しつづけますが無反応…。相変わらず表層は沈黙したままです。

…と、何となくツイッターをチェックすると…※海岸沖で浮いているSRサンと誠サンからサバ爆のツイート！何!?　やっぱ青物は※か！

ここから※までは…　ん〜燃料はじゅうぶんあるし海路で行ってみるか！フリーダム（ジェイモ付き）じゃなかったら、この発想はまずありえません。というわけで、SRサン、誠サンを探しに北へ大移動です。ほぼ岸伝いに北上します。じつはこんな距離を移動するのは初めて。ツイートの情報だけで2名のアングラーを広い海で見つけ出すなんて…面白いじゃないか！w


途中で艇を止めて、ニューロッドのテストをしてみました。サカナの反応は無しですが、キャストフィールは確かめておく必要があります。#12-9ftのRossのロッドは重量はそれほどでも無いですが、腕への負担はやはりすごいですw 12wtラインでフルキャストなんて、よほどの豪腕の持ち主でしかできないんじゃないか…？というわけで、ニューロッドは腕筋がもたないので、いつものロッドに#8ラインのタックルをセット。（余計なもの買っちゃったなぁw）


さて、北上を進めます。※南エリアに到着するとSRサンを発見！（←意外とカンタンに見つけられた）ちょうど鬼カサゴを釣り上げていたところでした。やるなぁ〜SRサンに状況を聞くと、サバ爆タイムは終わってしまったとのこと。でも、シイラが跳ねる姿も目撃したそうです。

北エリアには、先日大鯛を釣り上げた誠サンがいるはずです。さらに北上します。途中100mラインで魚探にベイト反応があったのでインチク投入。フォール途中でヒット！　このパターンはあれですね…w　サバです。つづけて投入するとまたサバ…でも、この2本目でおしまいでした。たしかに爆タイムは終わっているようです。（インチクで釣ったサバなので写真ありませんw）



※北エリアで誠サン発見！w GPS（緯度経度）なんか無くても方角と、その釣り人の行動を予測できれば見つけ出すのは、そう難しいもんじゃないんだな…w（もっとも当日は凪でカヤックの数も少なかったという好条件だったからですけどね）

さて、誠サンはすでにサバ爆でクーラーが満タンに近い状態みたいです。フライフィッシングのことでいろいろ聞きたかったので、しばしフライフィッシング談義。…と、会話の途中にサバがヒットしてしまうもんだから、忙しくてしょーがないw



誠サンのホビー艇と並んで浮いていて気づいたことがひとつあります。波も風もほとんど無いので、パラアンカー無しで浮いていたんですが、フリーダムってスターンを風上（潮上）に向ける特性があるみたいです。アウトリガーを閉じていても開いていてもです。風というより潮流の影響のほうが大きいと思いますが、喫水が深いフリーダムホーク12は、潮流に対してスターンが潮上、バウが潮下に向きます。

誠サンのホビーとは逆を向くんですよね。以前にも思いあたる事がありました。そこそこ風が吹いていてパラアンカーでバウを風上に向けようとしても艇が斜めになってしまうんです。N式スパンカーを付けて、ようやくまっすぐにバウを風上に向けられるといったかんじです。

フリーダムはスターン側にパラアンカーを出すほうが安定していいのかも！


話がそれてしまいましたが、誠サンのフライフィッシング知識は勉強になります。わざわざ海の上で話すことでもない気もしますが、なんか楽しいんですよねw 最新のフライキャスティングについて、いろいろ知恵を拝借できました。。。


サバの反応も無くなってしまったので、ここで誠サンに南に戻ることを告げてフリーダムを走らせます。

途中、潮目に赤潮が発生しているのを発見。朝から潮が濁り気味だなぁ〜と思っていたんですがやはり赤潮…。それでもジグを落とすと…サバw 前回釣行のような数はでませんが、サバだけは相手をしてくれます。


寄り道ばかりしましたが出艇エリアに戻ってきました。すると、海面が真っ黒になるほどのベイトの群れを発見！水面をピチャピチャやっています（←バシャバシャじゃないところがちょっと…ですが）これはイケルか？　とフライをキャスト！ミノーをキャスト！青モノがでる気配はありません。群れの移動を追いかけて、しつこくキャストを繰り返しますが、やはりダメ。

ためしにサビキを下ろしてみると…カタクチがすぐにかかります。それをそのまま水底まで落とします…。活きエサを喰ってくれないかな？という期待をこめてw すると、ガツガツというあたり！ちょっと間を取ってからアワセを入れると…すっぽ抜け。生き餌のイワシが歯形だらけになっています。ヒラメかコチか？また同じ手を使って…アタる！→じっとガマン→アワセ→すっぽ抜け。これの繰り返しですw

活きエサもダメみたいです。それでもベイトボールは移動しながらも消えることはないので追跡をつづけます。遊漁船（ルアー船）もナブラのタイミングを待って、待機していますが、フィッシュイーターが海面を割ることはありませんでした。


そうこうしていると干潮潮止まり。釣れないときは、他のアングラーの様子を見に行くのがお約束ですw


新艇レボ13のS工務店サン。カッティングシートのアクセントがカッコイイですね〜朝からいろんな魚種を釣り、新艇入魂にはじゅうぶんすぎなくらい釣っていました。



フリーダム仲間のささやんサン。朝イチにアオリをバラシてしまい、納得いかないようです。


ミニミニX団の83サン（はっサン）も合流し、天敵（フィッシュイーター）不在の"イワシ天国"を追いかけつづけましたが…まったくもってダメでした。これ以上つづけても好転しそうにないので、ここで沖上がり。


結局釣果はサバのみ、数にしたら10本くらいでしょうか。自宅に冷凍サバがまだあるのでキープはマサバ一匹のみ。他のみんなも（あきらめて）あがってきました。そんななか、進水式のS工務店サンは8目釣り達成！極めつけは大チヌ！ナイス釣果でした。


なんか今日はヒトを探して、ベイトを追いかけて…変な釣行だったな…。




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