Angler's Life　～浮かべ釣道～

2013年6月16日
雨→くもり→晴れ　北東→南東
小潮 / 海上凪

台風の影響で週末釣行は無理だとあきらめていたんですが、台風そのものの勢力が弱く本州への上陸もなくなり、海況は一気に好転！なわけで行ってきました※海岸。

前日の夜から結構な雨量…。今年の梅雨では、ようやくまともな雨が降ったかんじかな。自宅を出発した午前3時すぎにも雨はしっかり降っていました。クルマを走らせると車載したフリーダムにたまった雨水がドシャーーー！と落ちてきたのにはビックリ！w




現地到着はいつものどおり4時過ぎ。雨の中、出艇準備をすすめます。カヤックの色が鮮やかなこと！w レッドmini-xにライムグリーン・ステルス9は83サン、まことオーラさん。イエロー・mini-xは彼らのお仲間。画像には無いですがりゅうサン、サネッティさんはまだ準備中。


波打ちはおだやか…。風もほとんど吹いていない…。カヤックフィッシングには好条件が揃って良いかんじです。（雨だけガマンすればねw）今回は艤装もシンプルに、ジェイモ（1馬力）も無しで出艇です。

まずは北エリアからチェックしていきます。水深25mあたりで、ロックフィッシュワームを投下すると…。すぐに何かヒット！




ESOでした…w


さらに漕ぎ進み水深60mライン。ロックフィッシュワームで探っていると、魚探にベイトの反応が！いそいでワームを回収しようと巻き上げると中層でヒット！サバのようです。フッキングがあまくバレてしまいました。そこでメタルジグに変更。投入すると…



きました！毎度おなじみサバ爆タイム突入ですw ジグを落とせばフォールで喰ってきます。ミノーもキャストしてみましたが表層までは出てこないようです。

サバ爆でひとしきり遊んだ後、さらに深い水深のエリアまで漕ぎ進みます。艇を止めたのは水深95〜100mあたり。

ここはタイラバを投入します。風は吹いていなくとも潮流があるのでフォールさせるときは、ロッドを固定してパドリングでラインの角度を微調整します。パドル艇の定番ロングフォール方法です。数投入してまたフォールさせていると…ちょうど、りゅうサンがこちらに合流してきました。…と同時にさっきとは潮流が違う方向に流れはじめました。




りゅうサン、ニュータックル（キャスティングタックル）導入で気合いはいっていますw

「そういえば、誠サンが大鯛をあげたのはここらへんなんですよね〜」なんて話をしながら、そろそろ固定したロッドのライン放出が目当てのタナ（底）に到達するころです。ロッドを手に取り、ようやくタイラバが着低。一巻きふた巻き…すると、グンッと重みがのって…あれ？根がかり？　いやいや！何かヒットしている！

え！？　え！？　え！？　すげぇ引き！ロッドはSMITH Paddlist。リールはダイワバイキングGS-66。ティップランエギング用のロッドにタイコ型ダイレクトリールですw ロッドをのされそうになり、リールのハンドルを逆転させながら、慎重にファイトしていきます。あまりに引きが強いので大型の青モノがアタマをよぎります…（汗）少しずつですが、なんとかサカナを寄せることができます。そして、ようやくあがってきたのは…。



やたぁあああ！！！（※りゅうサン撮影）




でっぷり太った真鯛です！真鯛は東伊豆では何匹か釣ってきていますが、※海岸沖では初真鯛です。しかも、これまで釣った中では最大！



ひとしきり余韻に浸った後…w　つづけてタイラバ投入…。今度は底から10mくらいできました！　いい引きです。こんどのやつは鯛特有のゴンゴンゴンッがあります。これは真鯛と確信！…と、心の中でガッツポーズを決めた瞬間…プンッ！…バラシたぁ(>_<) 2本目なんて…そう甘くはないわなw


その後、たまにサバがかかるくらいで、サカナの反応が鈍くなってきました。活性があがり、真鯛やサバのフィーディングタイムとなるのは朝の僅かな時間だったみたいです。


今日の釣果はもうじゅうぶんなので、南エリアに移動することにしました。久しぶりにパドリングでフリーダムを漕ぎました。途中でまことオーラさんを発見！状況を聞くと…南エリアで大きなナブラ祭りがあったそうです。ちょうど僕が真鯛をヒットさせた時間あたりのようです。そして…



80cmオーバー！なんと！そのナブラからキャスティングでヒットさせたブリです！　これはスゴイ！というか、今日のフィーディングタイムは魚種を問わず "同じ時間"　に集中したようです。雨なのか？、潮流なのか？、水温なのか？…　いろんな条件が重なったからだとは思うのですが、ここまでタイミングが一致してしまうとは…w


その後、南エリアに到着。ささやんサン、83サン、サネッティさんがいました。（ナブラ）祭りが終わったあとっていうのは、じつに寂しいものですw




さらに南下して、いつもの　"オレンジ前"　のあたりに差し掛かったところでベイトボール発生！フライをキャストしますが無反応…。前回釣行で見た、ベイトだけがピチャピチャやっている、あのかんじです。

ジグを落とすと、たまにサバがヒットしますが、その他は無反応。ここで沖上がりすることにしました。出艇場所まで、またパドルを漕ぎだします。そして着岸もおだやかに無事帰着。




本日の釣果です。メジャーが無かったので正確なところはわかりませんが、65cmくらいだと思います。体長より、その重さであったり太さが良いんですよね…鯛って。野武士のような面構えで黒っぽい体色がワイルドです。




（※まことオーラさん撮影）いやぁ〜雨の中、頑張った甲斐がありました。ここのところ※海岸沖では、毎回大鯛があがっているようですが、やはりフィーディングタイムは朝の僅かな時間。時間の他に何がサカナのスイッチを入れるんだろう…？それがわかれば効率よく鯛が釣れそうな…いや、そんなにカンタンなものじゃないか…w


その後、ゆういちろうサン、ささやんサン、サネッティさん、りゅうサンも帰着。彼らと世間話や釣りの話をひとしきりして解散。今日はよく（漕ぎ）遊びました。


次回はチャリティフィッシング三浦の予定です。



カヤックフィッシング・ブログ集