Angler's Life　～浮かべ釣道～

2012年9月30日
晴れ/くもり→雨　（※帰宅後台風）
北東→南東
大潮/海上凪

台風18号が去り17号が接近中です。…が、関東甲信越に接近するまでには時間があります。ウェザーニュース系サイトを片っ端からチェックし、出発直前の予報（午前中は静穏）で東伊豆方面へ行くことを決意しました。現地に行ってみて（浮くかどうか）判断しようという釣行計画です。

夜明け前、まずは定番の※海岸に到着。すでに、ささやんサンと院長サンが到着していました。あれ？　いつもと雰囲気がちがう…。暗い駐車場に目をやると看板ロープが張られていました。「高波注意・立入り禁止」と書かれています。海岸に打ち寄せる波はそれほどでもないのですが、台風接近を警戒してなのか、※海岸を管理している自治会の方が設置してくれたようです。

う〜ん、出艇できないほどの状況ではないぞ…（こういうシチュエーションでは釣り人は冷静さを欠いていることが多いです）いや、アブナイ！　やめましょう！　3人の意見一致で出艇を取りやめることにしました。「立ち入り禁止」の文字に冷静さを取り戻し助けられました。※自治会の方々に感謝ですね。

次の候補は伊豆半島を南下した東伊豆の浜。ずいぶんご無沙汰ですが　" いつもの場所 " です。釣行を断念した前日も、ここだけは不思議なくらい穏やかだったそうです。

東伊豆海岸に到着。ビックリするくらい穏やかです。風もありません。KFAの方がひとり出艇準備をしているところでした。挨拶をしてこちらも出艇準備にとりかかります。




久しぶりの砂浜エントリーです。よく考えてみたらフリーダムで砂浜は初めてです。今回はN式スパンカーのテストも兼ねているのでタックルはシンプルにジギングロッド1本。（嵐も近いことだし…）





KAYAK340の院長サンに見守られながら出艇。台風が接近しているとは思えない凪海面です。




いつもの45mラインの平根からチェックしますが無反応…。






この景色久しぶりです。このべた凪海面もw




N式スパンカーの取り付け（新クランプマウント）はまったく問題無し。ガッチリ固定できています。パドリングやジェイモSP-1で移動中、艇が揺れても不安はありません。取りつけに関しては完璧のようです。


いつものポイントは反応がなく、嵐の前の荒喰いにはならないようです。ここでジェイモSP-1全開で沖を目指してみることにしました。





水深66m。東伊豆海岸沖でここまで来たのは初めてです。朝、駐車場で挨拶をしたホビーのアングラーの方が浮いていました。（なにげに僕のブログをご存知な方でした）このエリアも反応は鈍いそうです。

が、魚探に良い反応がでます。インチクを投入。数投してゴンッ！というバイト！　いい引きしています。青物っぽい引きです。リョウガのドラグクリックを鳴らしながらリーダーまで巻き取ると、水中にその姿が見えました。体高のある青物です。35cm〜40cmくらいのショゴでした。さあ、ランディング…というところで　プンッ！　あ…　バレた>_<

く〜ううう！　せっかくの獲物がぁ…。気を取り直してアタリのあった付近をチェックしていきます。ほどなくして院長サンもこちらにやってきました。院長サンは納品直後のN式の具合が気になってしょうがないようですw　（←職人だねぇ）

メタルジグやタイラバも投入しましたがノーバイト。またインチクに変えると…ヒット！こんどはフッキングもしっかりさせました（←つもり）余裕を見せて院長サンにトランシーバーで「いいのきましたよ！」と伝え、またリーダーまで巻き取ったところで、最後のひとノシでギューン！とロッドが絞りこまれます。水中にはイナダらしき姿が確認でき…プンッ！　ああああああ！！！　またバレたぁああ！！！

すっかり意気消沈です。もう釣れるんだったら何でもいいや…ってことで今日のヒットルアー（インチク）にジグサビキを付けて投入。



すぐにサバがヒット。一荷できました。




つづいてエソも…サビキにはエソやサバしかこないんだよなぁ…。

院長サンもサバやメバルなどしか釣れず渋いようです。ここでN式スパンカーの調子をマジメにチェックしていくことにしました。少し風が吹いているので艇を停止させて、風に立つかどうかをチェックしていきます。目安は院長サンのKYAK340と同じ挙動になるかどうか…。風上にバウが向く挙動は確認できましたが、完全に風に立つには今一歩のようです。

それまではスパンカーは意識せずに釣りをしていましたが、（←釣りに必死w）かなり釣りがしやすかったです。艇の向きの修正はほとんどしなくても大丈夫でした。いつの間にかスパンカーの恩恵を得ていたようですw


さて、N式開発者立ち会いのもとでのチェック。



院長サンの見立てでは、表差し舵の役目をするはずのバウのキールが喫水が足りずほとんど水に浸かっていないとのことでした。（なるほど〜自分ひとりでは確認しようがないからなぁ）

応急で喫水を深くするために、院長サンのクーラーBOXをバウに載せ、海水を満タンに注ぎました。これで20kg程度の重量アップです。（←院長サンすごい荒療治だ）バウの喫水が深くなったことで、いくぶんスパンカー挙動はよくなったものの、まだ足りないようです。

結論、表差し舵を追加したほうが良い！まぁこれはスパンカーというより艇の形状に問題があるので、ゆっくり考えていくことにします。…と、院長サンに目をやると、すでに次のプランを考案中でした。　←はやっw



相変わらず海は穏やかです。　台風が接近しているなんてとても思えない海です。…が、青空はあるものの南の空に暗雲が見えてきました。時刻は午前10時過ぎ…。予報では、この後だんだん荒れてくるはずです。深追いは禁物です。ここで沖上がりとしました。

出艇場所へ戻る途中、ささやんサンと合流。やはり反応が渋くイトヨリやサバだけだったそうです。






穏やかな海岸に着岸。いつもより早い沖あがりでした。（←くどいようですが台風が接近中なので）

ところで…フリーダムの運搬は砂浜の海岸では過酷そのものでしたw　ドーリーに艇を載せることもできません…。砂浜ではPhoenix120のほうが良いようです。

■追記：


umeサンに撮っていただいた写真です。（←湾を一望できるご自宅から超望遠）ジェイモSP-1全開のフリーダム。　スパンカーのオレンジが目立ってます。





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