2015年06月18日
釣りキチ三平を再現#15 〜聖地巡礼O池のタキタロウ その1〜
釣りキチ三平タックルシリーズ第15弾!
ずいぶんご無沙汰なブログ更新です。仕事の環境が変わると趣味に費やす時間が激減してしまうんですね…(汗)
さて、1ヶ月以上ぶりの今回のブログ記事は…
1年前に企てた遠征計画を実行しました!釣りキチ三平ファンのあいだでは聖地と呼ばれ、いちどは訪れてみたい場所…。あのO池(山形県朝日連峰の大鳥池)への遠征がついに叶いました!今回はタックル紹介ではなく、釣りキチ三平 "O池のタキタロウ編"の舞台となった聖地巡礼の記録です。

遡ること10ヶ月前…釣りキチ三平タックル収集熱が加速しはじめたころw O池のタキタロウ編に登場したタックルを入手して(←厳密にはロッドは代替品)そのタックルを持ってO池に行ってみたい…という欲望に駆られました。子どもの頃から憧れていたあの場所…伝説の怪魚タキタロウが生息するというO池へ。

O池の滝太郎
一、滝太郎はその昔よりO池に済む珍魚なり
一、身の丈およそ三尺三寸にて体側に斑点あり
一、冷水を好み直射日光を嫌う故 水底深くにすみ時折水面に出ては餌をあさる
一、食性はどん欲なれど警戒心がすこぶる強く敏捷にして人目につくことはまれなり
一、秋には沢に登りて産卵しその一生を終るも死骸が発見されたるためしなし
一、かって 幾百人これに挑みても釣られたるためしなし
一、その身は白身の魚にて美味なること このうえもなし
以上
釣りキチ三平を再現#13 〜作品を彩ったルアーたち〜
釣りキチ三平を再現#2 〜ダイワ・ミリオネア G-5〜
釣りキチ三平を再現#1 〜ダイワ・ミリオネア3-H〜
O池へ行きたい衝動はもう抑えられませんw 行くと言ったらぜったい行くです!ネット検索でO池について、いろいろ情報を収集していくと、クルマで行けるのは登山口となる泡滝ダムまでで、そこから先は3時間の登山を経なければ辿り着けないらしい…。
登山…? まったくの未経験です。小学校の遠足で低山に登ったくらい…ど素人なんですw そーなると単独遠征は絶対無理。登山経験者の同行(サポート)は必須です。
そこで、カヤックフィッシングの仲間にO池遠征について、それとなく打ち明けてみると…何人か賛同してくれるヒトがいて、ひとり…またひとりと、遠征メンバーが増えていきました。しかも登山やアウトドア経験豊富の強者揃いです。彼らがいっしょにいてくれれば、はじめての登山もなんとかなる…はずw
かくして遠征隊(タキタロウ調査団w)が結成されたのでした。

そして… 遠征の日が訪れます。2015年6月12日の夜、某所にて遠征メンバーは集合、6人いたメンバーのうち2人は、仕事の都合や膝の負傷などで遠征を断念。4人のタキタロウ調査団でO池にアタックすることに!
参加メンバーは…大手アウトドア用品メーカー勤めの野外の達人サネッティさん。カヤックで世界を旅するオネエ系冒険家でありTuLaLaロッドのテスターでもある海谷サン(海にゃん)。元山岳部で現ビーバー隊隊長、大学で魚類学を専攻した たこやきサン。
タキタロウ調査団のメンバーとしては、これ以上無いってくらい頼もしい面々です。
金曜日の夜に出発した一行は500kmのクルマ移動を経て、早朝に東北南部 山形県鶴岡市に到着しました。運転を交代しながらの移動でしたが、仮眠もそこそこで眠いです…w

鶴岡市のガソリンスタンドには、タキタロウにちなんだ名前が付けられていたり…。O池まであと少し…。なんだかドキがムネムネしてきましたw

道路標識に大鳥池の文字が…

山小屋(大鳥小屋)の利用申込と入漁券購入のために、登山道管理の朝日屋さんに立ち寄りました。そのおとなりにはタキタロウ村、タキタロウ館があります。まだ朝早く開店していないようです…。

とりあえず開店時間まで寝るですw 金曜日の仕事明けにそのまま移動ですから、みんなほとんど寝ていないのです。そんな中…たこやきサンだけは別の理由でふて寝…w

朝日屋さんの開店時間になり、山小屋宿泊の申し込みをします。ついでに大鳥池の釣りの情報も入手。
ご主人いわく…「今はヒメマスが良いんですよ」「ヒメマスは美味しいですよ〜」
調査団「ぼくたちルアーなんですけど…」
朝日屋主人「あ…ルアーね…まぁ頑張ってくださいw」
なんかルアーで釣るのはイマイチなのかな…大鳥池を訪れる釣客は、ぶどう虫で餌釣りをするのが定番らしい…

とりあえず必要な情報も入手したし、登山の出発準備もととのったわけですが、その前にタキタロウ館見物を…。

お約束の記念ショット。


規模は大きくはないものの、大鳥池やタキタロウにかんする資料がずらりと展示されていました。

タキタロウ?のホルマリン浸け。干涸びてはいないようですw

これもお約束ってことで…w
小観光(?)をひとしきり済ませ、さあ、いよいよ登山口へと移動です。
つづく…

カヤックフィッシング・ブログ集
ずいぶんご無沙汰なブログ更新です。仕事の環境が変わると趣味に費やす時間が激減してしまうんですね…(汗)
さて、1ヶ月以上ぶりの今回のブログ記事は…
1年前に企てた遠征計画を実行しました!釣りキチ三平ファンのあいだでは聖地と呼ばれ、いちどは訪れてみたい場所…。あのO池(山形県朝日連峰の大鳥池)への遠征がついに叶いました!今回はタックル紹介ではなく、釣りキチ三平 "O池のタキタロウ編"の舞台となった聖地巡礼の記録です。
遡ること10ヶ月前…釣りキチ三平タックル収集熱が加速しはじめたころw O池のタキタロウ編に登場したタックルを入手して(←厳密にはロッドは代替品)そのタックルを持ってO池に行ってみたい…という欲望に駆られました。子どもの頃から憧れていたあの場所…伝説の怪魚タキタロウが生息するというO池へ。

O池の滝太郎
一、滝太郎はその昔よりO池に済む珍魚なり
一、身の丈およそ三尺三寸にて体側に斑点あり
一、冷水を好み直射日光を嫌う故 水底深くにすみ時折水面に出ては餌をあさる
一、食性はどん欲なれど警戒心がすこぶる強く敏捷にして人目につくことはまれなり
一、秋には沢に登りて産卵しその一生を終るも死骸が発見されたるためしなし
一、かって 幾百人これに挑みても釣られたるためしなし
一、その身は白身の魚にて美味なること このうえもなし
以上
釣りキチ三平を再現#13 〜作品を彩ったルアーたち〜
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釣りキチ三平を再現#1 〜ダイワ・ミリオネア3-H〜
O池へ行きたい衝動はもう抑えられませんw 行くと言ったらぜったい行くです!ネット検索でO池について、いろいろ情報を収集していくと、クルマで行けるのは登山口となる泡滝ダムまでで、そこから先は3時間の登山を経なければ辿り着けないらしい…。
登山…? まったくの未経験です。小学校の遠足で低山に登ったくらい…ど素人なんですw そーなると単独遠征は絶対無理。登山経験者の同行(サポート)は必須です。
そこで、カヤックフィッシングの仲間にO池遠征について、それとなく打ち明けてみると…何人か賛同してくれるヒトがいて、ひとり…またひとりと、遠征メンバーが増えていきました。しかも登山やアウトドア経験豊富の強者揃いです。彼らがいっしょにいてくれれば、はじめての登山もなんとかなる…はずw
かくして遠征隊(タキタロウ調査団w)が結成されたのでした。
そして… 遠征の日が訪れます。2015年6月12日の夜、某所にて遠征メンバーは集合、6人いたメンバーのうち2人は、仕事の都合や膝の負傷などで遠征を断念。4人のタキタロウ調査団でO池にアタックすることに!
参加メンバーは…大手アウトドア用品メーカー勤めの野外の達人サネッティさん。カヤックで世界を旅するオネエ系冒険家でありTuLaLaロッドのテスターでもある海谷サン(海にゃん)。元山岳部で現ビーバー隊隊長、大学で魚類学を専攻した たこやきサン。
タキタロウ調査団のメンバーとしては、これ以上無いってくらい頼もしい面々です。
金曜日の夜に出発した一行は500kmのクルマ移動を経て、早朝に東北南部 山形県鶴岡市に到着しました。運転を交代しながらの移動でしたが、仮眠もそこそこで眠いです…w
鶴岡市のガソリンスタンドには、タキタロウにちなんだ名前が付けられていたり…。O池まであと少し…。なんだかドキがムネムネしてきましたw
道路標識に大鳥池の文字が…
山小屋(大鳥小屋)の利用申込と入漁券購入のために、登山道管理の朝日屋さんに立ち寄りました。そのおとなりにはタキタロウ村、タキタロウ館があります。まだ朝早く開店していないようです…。

とりあえず開店時間まで寝るですw 金曜日の仕事明けにそのまま移動ですから、みんなほとんど寝ていないのです。そんな中…たこやきサンだけは別の理由でふて寝…w
朝日屋さんの開店時間になり、山小屋宿泊の申し込みをします。ついでに大鳥池の釣りの情報も入手。
ご主人いわく…「今はヒメマスが良いんですよ」「ヒメマスは美味しいですよ〜」
調査団「ぼくたちルアーなんですけど…」
朝日屋主人「あ…ルアーね…まぁ頑張ってくださいw」
なんかルアーで釣るのはイマイチなのかな…大鳥池を訪れる釣客は、ぶどう虫で餌釣りをするのが定番らしい…
とりあえず必要な情報も入手したし、登山の出発準備もととのったわけですが、その前にタキタロウ館見物を…。


お約束の記念ショット。
規模は大きくはないものの、大鳥池やタキタロウにかんする資料がずらりと展示されていました。
タキタロウ?のホルマリン浸け。干涸びてはいないようですw
これもお約束ってことで…w
小観光(?)をひとしきり済ませ、さあ、いよいよ登山口へと移動です。
つづく…

カヤックフィッシング・ブログ集
釣りキチ三平を再現 ~ 50th anniversary special edition O池の滝太郎 ~
釣りキチ三平を再現#18 〜DAIWA 7125HC〜
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釣りキチ三平を再現#16 〜DAIWA Mooching Rod 4790-10 1/2〜
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Posted by Fishbone at 23:15│Comments(2)
│釣りキチ三平タックル
この記事へのコメント
久しぶりの記事3連発!!
なんと聖地巡礼の旅を実現させてしまったのですね\(^O^)/
おめでとうございます。
資料館のホルマリン漬け、ホントにあるんですね。
干からびてなくて良かった(^^;;
矢口先生のサインのとかはなかったのでしょうか?
続き、楽しみに拝読させて頂きますm(_ _)m
なんと聖地巡礼の旅を実現させてしまったのですね\(^O^)/
おめでとうございます。
資料館のホルマリン漬け、ホントにあるんですね。
干からびてなくて良かった(^^;;
矢口先生のサインのとかはなかったのでしょうか?
続き、楽しみに拝読させて頂きますm(_ _)m
Posted by しん at 2015年06月20日 15:00
>しんサン
おひさしぶりです!
はい。昨年から準備してきて、ついに叶いました!
ホルマリン浸けは、色が白くなってしまって、なんだかわかりにくいものでしたけど、ハナ面がずんぐりしたタキタロウの特徴は確認できました。そーいえば矢口先生のサインとかは見当たりませんでした。見落としたのかな…?
おひさしぶりです!
はい。昨年から準備してきて、ついに叶いました!
ホルマリン浸けは、色が白くなってしまって、なんだかわかりにくいものでしたけど、ハナ面がずんぐりしたタキタロウの特徴は確認できました。そーいえば矢口先生のサインとかは見当たりませんでした。見落としたのかな…?
Posted by Fishbone
at 2015年06月28日 16:28

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